自分たちの健康状態、分かってる?

データで知る「福島県民のからだ」

いつまでも健康に長生きしたい。
それは誰もが願うことかもしれません。
でも、実際は、健康に長生きする人もいれば、そうでない人もいます。
その違いとはいったい何でしょう。

長寿も、健康も、まずは自分のからだを知ることから始まります。
今回はデータをもとに、私たち、福島県民の健康状態についてご紹介します。

自分たちのからだを知って、みんなで健康を目指しましょう!

1 平均寿命と健康寿命

福島県の人口は、令和2年8月1日現在で約182万人。平成12年の約212万人をピークに減少傾向にあります。一方、高齢者比率は年々増加し、現在は32.1%、実に3人に1人が高齢者です。

平均寿命は全国平均より短めです。平均寿命とは、その年に生まれた人が平均何歳まで生きるかを表す数値。厚生労働省「都道府県別生命表」平成27年度によれば、男性が全国平均80.77歳に対して80.12歳で全国41位、女性が全国平均87.01歳に対して86.40歳で全国43位と下位にあります。

また、元気に自立して過ごせる期間を表す健康寿命は、男性が71.54歳で全国36位、女性が75.05歳で全国24位となっています。女性は全国平均に近いものの、男性は下位にあります。平均寿命から健康寿命を引くと、男性で8.58年、女性で11.35年にわたり、何らかの支援や介護を受けながら暮らすことになるのです。

2 メタボ率と主な死因

続いて福島県民の主な死因を見てみましょう。1位が悪性新生物(がん)で26.1%、2位が心疾患で16.5%、3位が脳血管疾患で9.7%となっており、上位3つで半数以上を占めます。また、福島県民は、他の都道府県と比べて、生活習慣病で亡くなる方が多い傾向にあります。都道府県別で、急性心筋梗塞が男女ともワースト1位、脳梗塞は男性が全国ワースト7位、女性が全国ワースト5位となっています。

その要因のひとつに、生活習慣病のリスクとなる「メタボリック症候群(メタボ)」の方の増加があると考えられています。メタボとは、腹囲が男性85㎝以上、女性90㎝以上に加え、高血糖、高血圧、脂質異常のうち2つ以上を併せ持った状態のことです。福島県はもともと該当者が多い傾向にありましたが、震災以降増加が目立つようになり、2018年度は18.1%で、全国ワースト4位となっています。

3 求められる生活習慣の見直し

それでは、このメタボを解消するにはどうしたらいいでしょう。
まずは定期的に健康診断や検診を受けて、自分のからだの状態を把握することが大切です。病気になって治療するのではなく、あらかじめリスクを知って、病気にならないように生活習慣を改善していくのです。その際、ポイントとなるのが「食事」「運動」「社会参加」の3つの視点です。

「食事」は、「食べる量」と「使う量」のバランスが大切です。「食べる量」より「使う量」が多ければ肥満を解消でき、逆だと肥満につながります。
バランスの摂れた食事について詳しくはコチラ!

「運動」は、ウオーキングなどの有酸素運動がおすすめ。比較的弱い力が持続的に筋肉にかかる運動が、エネルギー源として体脂肪を消費させます。
ウオーキングなどの運動について詳しくはコチラ!

「社会参加」は、地域活動やボランティアなどを通じて、人とつながっていくこと。認知症や糖尿病などを予防でき、死亡率の低下が期待できます。
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4 県の取り組みも利用しよう

こうした「食事」「運動」「社会参加」を促すために、福島県ではさまざまな取り組みを行っています。どれも日常生活の中で無理なく行えるものばかりです。まずは楽しみながら気軽に始めてみてください。

ふくしま健民アプリ
歩数カウント機能をはじめ多彩な健康づくりができる福島県公式アプリ。「食事」「運動」「社会参加」などのミッションをクリアするとポイントが貯まり、オトクな特典が受けられる「ふくしま健民カード」を入手できます。
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ふくしまベジ・ファースト
野菜から食べることで血糖値の急激な上昇を抑える「ベジ・ファースト」を広げることで生活習慣病の予防につなげています。
ベジ・ファーストについて詳しくはコチラ!

ウオークビズ
特に働き盛り世代である30代~40代でも気軽に運動ができるよう、ビジネススタイルに、動きやすいスニーカーを組み合わせたウオークビズを提案しています。

5 さいごに

このように福島県民は、平均寿命と健康寿命が全国平均と比べてやや短く、生活習慣病の引き金となるメタボ率が高めの傾向にあります。ただ、そんな現状を知り、「食事」「運動」「社会参加」の3つの視点で生活習慣を見直していけば、もっと健康で長生きできる未来が待っているはずです。福島県の取り組みを上手に活用しながら、みんなで健康づくりを実践していきましょう。