楽しく健康知識を身に付ける

「ふくしま健民検定」特別補講

みなさんは健康について、どれだけ知っていますか。
健康になるためには、まずは自分のからだや有効な方法などについて知ることが大切です。

そこで、福島県が行っているのが「ふくしま健民検定」。
福島県民の健康づくりに関することを、3択問題で楽しく学べます。
2020年度の検定は2月末に終わりましたが、今回は特別補講として内容や取り組み方などについてご紹介します。

1 ふくしま健民検定とは?

ふくしま健民検定は、福島県民の健康づくりに関する知識や理解度を測る検定です。2019年から年1回行われてきました。試験対策として11月中旬から1月中旬には「ふくしま健民検定クイズ」を新聞にほぼ毎日掲載。希望者には問題を切り抜いて自分だけの問題集が作れるスクラップブックを事務局から送付して、60日にわたり楽しみながら健康知識を身に付けて本番に備えることができます。

そして、いよいよ約1カ月間の健民検定試験期間がスタート。問題は福島県立医科大学健康増進センターと公益社団法人福島県栄養士会の監修のもと、県民の健康づくりにつながる知識を中心に30問出題されました。合格基準は正答率70%以上です。合格者には認定証として福島県内の店舗でおトクな特典が受けられる「ふくしま健民カード(特別版)」が贈られ、協賛企業から素敵なプレゼントが抽選でプレゼントされました。

<2020年度「ふくしま健民検定」概要>

実施期間令和3年1月20日(水)~2月28日(日)
参加資格福島県内に居住または勤務している方(年齢制限はなし)
出題範囲ふくしま健民検定クイズの出題内容(福島県民の健康状態、健康づくりに関する基礎知識等)
合格基準ふくしま健民検定クイズの出題内容(福島県民の健康状態、健康づくりに関する基礎知識等)
参加方法〇ふくしま健民検定事務局へ連絡の上、問題用紙を入手し解答後郵送。
〇ウェブサイトの検定フォームから解答。
〇ウェブサイトから問題用紙をダウンロードして印刷し、解答後郵送。
〇新聞掲載された問題、解答用紙へ記入し郵送。合格発表
 合格者に認定証として「ふくしま健民カード(特別版)」を送付。

ふくしま健民カードについて詳しくはコチラ!

2 いくつか問題を解いてみよう

それでは早速、本番の試験にも出題された問題を「ふくしま健民検定クイズ」の紙面で解いてみましょう。いろんな表情を見せるキビタンが目印です。設問はすべて3択式。問題を読んで、正解だと思うものを1つずつ選んでください。出題範囲は、福島県民の健康指標から食生活、疾病予防、新型コロナウイルス対策など、広範囲にわたります。3問出題します。あなたは何問解けるでしょうか?

問題例

3 さあ、答え合わせ

さあ、問題は解けましたか。それでは、答え合わせをしてみましょう。それぞれについて解答と解説があります。今まで知らなかったことを知ったり、あいまいだったことを理解し直したりするプロセスは、知的好奇心を刺激する脳トレにもなりそうです。興味を持ったことは自分でさらに掘り下げて調べてみるのもいいですね。

解答例

4 間違った点こそチェック!

いかがでしたか。正解したことはすばらしいですが、もっと大切なのは間違ったところです。そこを理解して、毎日の暮らしの中で実践していくことではじめて生活習慣が改善されます。問題のひとつめ、平均寿命についてなら、自分の日常生活を振り返り、健康づくりについて考えるきっかけにしてみてください。ふたつめの高齢者の栄養素については、ご高齢の方は今日から肉や魚などを意識的に食べることを心がけましょう。みっつめのソーシャルディスタンスについては、コロナ禍はしばらく続きそうな中、あいまいな知識を学び直して改めて徹底していってください。

5 さいごに

健康づくりに近道はないと言われます。自分のからだに関心を持ち、理解して実践いくことではじめて健康につながっていきます。ふくしま健民検定をぜひそのきっかけにしてください。2020年のクイズ問題は福島県のホームページで随時公開中です。ぜひ挑戦して、楽しく健康づくりへの理解を深め、実践していきましょう。

ふくしま健民検定について詳しくはコチラ!